昔、奥様は魔女のオープニングでごく普通のふたりはごく普通の恋をして、ごく普通の結婚をしました。でも、奥様は魔女だったのです。ってあったけど。
私もごく普通の恋をして、ごく普通の結婚をしました。なのに、ある日彼は病気の為、別人の様に変貌してしまったのです。
悲しくて、毎日泣いて涙も枯れ果てて、このままじゃいけないと思い、ブログを書いて、彼の事を残しておこうと思いました。
今でも、思いおこすと、胸がドキドキして、苦しくなる。
アキちゃん(配偶者の彼をこう呼んでいた)は潔癖な性格のせいか、いつの頃からか、自分の納得できない事があると、ものすごく怒ることがあるので、私の姉、母、娘達になるべくアキちゃんを怒らせないようにとお願いしたりしていました。
ある時は物を投げつけ、小さい物ならお箸から、大きな物はイスを投げる事があるました。逃げて、ケガをしないようにするのがやっとです。
娘達にグループLINEをつないで、「怒って大変」と知らせて、なだめてもらった事もありました。それでも、落ち着いてた時はまだ良かった。
ある日、どうにもならなくて、警察に来てもらい助けてもらいました。その時私は、アキちゃんに来ていたエプロンをやぶられ、玄関内に引きずられて泣きながら、助けて!と叫んでいた。
携帯を握りしめて車の鍵と免許証を持ち、隙をみて、逃げるつもりで、警察に電話したのに、逃げる事ができなかった。娘達にLINEを繋ぎ、状況を知らせながら、家の中で格闘になっていた。警察が助けてくれなかったら、どうなっていたのか?
アキちゃんはパトカーで、警察署に連れていかれ、私は別の警察官に
「奥さん、荷物をまとめなさい。今日はもうここには帰って来ないつもりで。警察署にいきますよ」
えっ?どう言う事?
この時、私はこの先どうなっていくのかなどと考える余地もなく、警察官の促すままに身支度をしたのでした。
今日はここまで、まだまだ続きます。
コメントを残す